怪異対抗奇譚TRPG『ファントム×カウンター』
怪異対抗奇譚TRPG『ファントム×カウンター』
時を重ね、思いを重ね、いまセカイの祝福を受けて都市は覚醒の時を迎える。
「千年都市(ミレニアム)鹿児島」
ミレニアムとして覚醒した鹿児島の力を狙い、「妖怪」「都市伝説」「支配者」「悪神」「破壊者」などの名で呼ばれる存在が跋扈し始める。
「怪異(ファントム)」
それらファントムが起こす事件に立ち向かう。セカイとミレニアムに選ばれた存在。
対抗者(カウンター)
ファントムとカウンターが織りなす新たな奇譚が、いま生まれる。
TRPGとは
TRPG(テーブルトーク・アールピージー)は、ゲーム機などのコンピューターを使わずに、紙や鉛筆、サイコロなどの道具を用いて、人間同士の会話とルールブックに記載されたルールに従って遊ぶ"対話型"のロールプレイングゲーム(RPG)を指す言葉です。
集まる予定のメンバーの中で一人が『ゲームマスター(以下GM)』と呼ばれる役割を担当します。
このGMが『シナリオ(事件を解決する。敵を倒すというようなあらすじ)』を作っておき、当日、集まったプレイヤー(以下PC)はGMが作ってきたシナリオの目的の達成を目指します。
GMがPCなどの状況を説明し、敵を含むPC以外のすべてのキャラクターを演じます。
PCは他のPCと相談し協力しながら、ストーリーを進めていきます。
TRPGのルールはタイトルによって様々ですが、基本的には行動が成功した攻撃が当たったなどの判定にはダイス(さいころ)を利用します。
これによってランダムな要素が加わり、よりスリリングで戦略性のあるプレイ、ストーリーが楽しめます。
怪異対抗奇譚TRPG『ファントム×カウンター』
TRPGには様々な作品やシステムが存在します。
怪異対抗奇譚TRPG『ファントム×カウンター』は、現代の日本を舞台に、千年都市(以下ミレニアム)として覚醒の時を迎えた『鹿児島』を狙う『怪異(以下ファントム)』と、それに対抗するために活動する『対抗者(以下カウンター)』の活躍を作り上げていくTRPGです。
強力で様々な力を持つファントムに対抗するため、セカイに選ばれたカウンターも鍛えられた技や引き継がれた武器、その身に発動した能力を駆使して、強大な力を持つファントムに対抗していきます。
千年都市(ミレニアム)
時や経験を重ね、文化的にも霊的にも成熟を迎えた都市は、まるでそれ自体が意思を持つかのように覚醒し、ミレニアムとなります。
ミレニアムの覚醒に引き寄せられるかのように、伝承や伝説で『妖怪』『都市伝説』『支配者』『悪神』『破壊者』として伝えられるようなファントムが集い、様々な事件を起こします。
その事件に対応するためカウンターもまたミレニアムに集い、また覚醒をはじめます。
怪異(ファントム)
伝承や伝説の存在怪異(ファントム)
ファントムは伝承や伝説で「妖怪」「都市伝説」「支配者」「悪神」「破壊者」などの名で呼ばれる存在の総称です。
ファントムは、ミレニアムの高まった霊力を求めて、あるものは自分の望みをかなえるため、その力を世界の破滅に用いるためなど、様々な理由で暗躍します。
ファントムに与するもの結託者(コンスパイラ)
ファントムに味方し、その力を乞う人間もいます。
結託者(コンスパイラ)と言われるそのものたちは、ファントムから与えられた力を奮いカウンターの前に立ちはだかります。
人間の側に立つファントム、偉大なる古(マイティ・オールド)
ファントムの中にも、人類の側でその力や叡智を与えるものも存在します。
偉大なる古(マイティ・オールド)と呼ばれるそれらの存在は、人類に助言や助力を与えます。
ミレニアムとなった鹿児島で初めて確認されたマイティ・オールドは「一反木綿」であり、その後も多く出現し、鹿児島県民とは共生的な仲になっています。
ファントムとマイティ・オールドの間には不文律があるのか、直接争われることはありません。
ファントムに対抗できるのは、あくまでカウンターだけなのです。
一反木綿一族の「妓坐姫」お付きの爺やを身にまとい、人と共に生きる。
「人は本当に面白い。そう思わないかい、爺」
ミレニアム鹿児島で、最初に人と接触を図ってきたマイティ・オールドは、一反木綿一族の長「妓坐姫(ぎざひめ)」だった。
一反木綿の一族を始め、人との共生を願うマイティ・オールドたちの代表として、カウンターたちに助力や助言を与えている。
妖怪の姿を見せることはほとんどなく、和服を着た小学生の女の子の姿で普段は過ごしている。
帯は護衛兼指導役の年を経た一反木綿で、人に興味を持ちすぎる妓坐姫のことをいつも心配している。
錦江湾に眠るもうひとつの桜島「るるいえ」と「水神」
「ふんぐるい むぐるうなふ」
錦江湾に浮かぶ桜島。鹿児島を象徴する存在だが錦江湾に眠るもう一つの桜島の話がミレニアムを迎えたから後を絶たない。
石造都市へつながる門のひとつがあるとも、桜島の噴火は眠れし水神の目覚めへのカウントダウンであるともいう噂も聞こえている。
ご当地アイドル「TAMAMO」狙うのは国か、LIF位か!?
「目指すなら、やっぱりトップよね!」
記録に残る過去のミレニアムの危機に多くかかわったと言われる九尾の一族。
ミレニアム鹿児島も例外ではなく、九尾の一族の影が見え隠れする…
当代の九尾の一族の長である玉藻は、鹿児島のご当地アイドル「TAMAMO」として活動している。
狙うのはミレニアム鹿児島の転覆か!? LIF(Local Idol Festival)1位の座か!?
対抗者(カウンター)
ファントムに対抗しうる存在として、セカイに選ばれ覚醒したものそれがカウンターです。
みずからの経験を活かし達人として覚醒したもの、魔法の力を操る者など、様々あんカウンターが存在し、強力で様々な力を持つファントムに対抗するため、セカイに選ばれたカウンターも鍛えられた技や引き継がれた武器、その身に発動した能力を駆使して強大な力を持つファントムに対抗していきます。
カウンターは、ファントムに対抗できる存在として、世間にも知られている存在です。
その力は頼りにもされ、畏怖の対象でもあります。
警察などとは連携しており、警察が市民を避難させて、カウンターが結界をはり被害を抑えるという風景がファントム事件の現場では見られます。
サンプルPC「物語の語り手」
「ファンブルなんて…ダイスをひっくり返せばクリティカルよ!!」
クラス構成「アタッカー/TRPG部/継承者」
本棚で見つけた1冊の本。初めて遊んだTRPG。TRPG部創立のために奮闘した日々…
セカイは物語に満ちている。
私が語る物語はハッピーエンドが良く似合う。
素敵な物語にするため、私は今日も愛刀と共にこの町を守る。
サンプルPC「世界の友」
「いくぞ!さくら!チョコ!みんなを守るんだ!」
クラス構成「サポーター/テイマー/運命の子」
「嬉しい時、悲しい時、いつも傍らには友だちがいた。
心通わす友だちの存在は、僕に力をくれる。
今日も僕は友だちの力を借りて、友だちとこのセカイを守る」
国守学園 鹿児島校
カウンターとして覚醒した者たちが、その力の奮い方やカウンターとしての立場や考え方について学ぶ機関が、国守学園です。
カウンターとして覚醒したものは、年齢に関わらずその地域の国守学園に所属し活動していきます。
国守学園鹿児島校は、桜島を正面に見据える山の山頂に存在し、幼稚園から大学まで通うことができます。
学園は非常時のシェルター代わりとしても利用されていて、一般生徒も通っています。
一般生徒との交流は、カウンターにとっても自分たちの力を奮う理由を確認できる貴重な機会になっています。
国守学園では、午前中に一般生徒と授業を受け、午後はカウンターの特設クラスでその力にあわせた特別な講義や実習を行います。
成人したのカウンターは、午後から通ってきます。
カウンターランクと国守学園学生証
カウンターは、その力や経験にあわせて「一本線」「二本線」「三本線」とランクアップしていきます。
ランクアップには、実務経験とともに昇給の試験が必要となります。
ランクは年齢などでなく、あくまで実力次第なので、小学生の「三本線」カウンターも存在します。
逆に実力があるのにランクアップを望まないカウンターも存在します。
カウンターになりたてのPCは、特殊な背景がない限り、「一本線」カウンターとして活動します。
カウンターは自分のランクを表す校章の入った国守学園学生証を持ちます。
国守学園学生証は、その身分を示すものとしてカウンターとしての活動に使えるとともに、登録されたカウンター自身が使える道具として、武器や防具などの装備品などを収めておくことが可能です。
非常時にカウンターは、国守学園学生証から必要な装備を召喚して、利用できます。
怪異対抗奇譚TRPG『ファントム×カウンター』の特徴
怪異対抗奇譚TRPG『ファントム×カウンター』は、かごしまMAGのたぐっちゃんが主催する鹿児島TRPG倶楽部のメンバーを中心に、グループ ウェアサイボウズLive内に、かごしまMAGのグループを作り、企画・制作している、かごしまMAGの初めてのプロジェクトです。
ルールブックの公開目指していま作業中です。
随時情報は案内させていただきます。
怪異対抗奇譚TRPG『ファントム×カウンター』の特徴や活動内容について説明させていただきます。
システムはSRS!豊富なデータで自分だけのカウンターを作成できます。
怪異対抗奇譚TRPG『ファントム×カウンター』は、有限会社ファーイースト・アミューズメント・リサーチさんが公開されている、スタンダードRPGシステムを利用して開発を進めています。
アルシャードセイヴァーや、メタリックガーディアンRPGなど様々な公式システムに採用されているシステムです。
また有志の方により様々なオリジナルのSRSが、ネットや同人誌という形で展開されています。
3つの「メインクラス」に「部活クラス」と「背景クラス」を組み合わせてキャラメイク。自分の考えたキャラクターを再現できます。
怪異対抗奇譚TRPG『ファントム×カウンター』では、メインクラスと「部活クラス:と「背景クラス」というサブクラスを組み合わせてキャラメイクを行います。
メインクラスと様々なサブクラスを組み合わせて、自分の考えたキャラクターを作成できます。
ネット上で公開する企画で言うことを活かして、サブクラスの案を募集し採用させて頂いたり、サンプルPCの投稿なども受け付けられればと思っています。
「セットアップ」して決めろ「EXカウンター」!使いこなせ「EXポイント」!
カウンターは、特技や特殊な装備などで大きな力を使えますが、その力の最たるものがセカイに与えられた力「EXカウンター」です。
「EXカウンター」には、ダメージを大きくアップするものや、戦闘不能状態からも回復させるものなど様々なものが存在します。
「EXカウンター」には、「セットコスト」と「使用コスト」が存在します。
「セットコスト」は、その「EXカウンター」をPCにセットするためのコストで、PCはセッション毎に自由に3つ「EXカウンター」をセットできます。
「使用コスト」は「EXカウンター」を使用するためのコストで、使用できるソフトは、セットした「EXカウンター」の残りの数値である「カウンターポイント」を消費して利用できます。
「カウンターポイント」は、振り直しや達成値の上昇などにも使用できる大きな力です。
カウンターポイントの上限はセットアップした「EXカウンター」の残量から決まります。
許容量を超えて使用することも可能ですが、セッション終了時に「繋がり判定」に成功しセカイへの繋がりを維持できなかった場合、PCは「伝承化」もしくは「怪異化」をおこし、NPCとなってしまします。
ルールはネットで公開!体験オンセ会やどどんとふ素材の公開!公式サイトで徹底サポート!
怪異対抗奇譚TRPG『ファントム×カウンター』のルールはネットに公開し、遊んでもらえればと思っています。
いま鋭意制作中で、夏くらいに公開できればと考えています。
こちらの公式サイトでは、シート類やどどんと不で使用できる素材もダウンロードできるように用意し、体験会なども開催していく予定です。
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